舞台『酒と涙とジキルとハイド』 [観劇]
作・演出:三谷幸喜
出演:片岡愛之助 優香 藤井隆 迫田孝也
<ストーリー>
舞台は19世紀末のロンドン。
ジキル博士が開発した新薬は、人間を善悪二つの人格に分ける画期的な薬、のはずだった。
それを飲んだジキル博士は、別人格のハイド氏に変身する、はずだった。
学会発表を明日に控え、薬がまったく効かないことに気づいたジキル博士。
追いつめられた末の、起死回生の策とは?
(公式HPより)
ジキル博士(愛の助さん)の裏に潜む悪の顔ハイドを藤井隆さんが演じ。。
おしとやかなイヴ(優香さん)の裏に潜む別の顔(ヤンキー調?)ハイジを優香さんが
一人で演じるんだけど。。
ジギルになったりハイドになったり。。
イブになったりハイジになったり。。
それぞれ別の人格を演じる優香さん&藤井隆さん
優香さんは、これが初舞台とは思えない位のはじけっぷりというか乱れっぷり(笑)
藤井隆さんも、これ以上はもう無理!?位の体当たりの演技
あと、ポスターには、お名前が小さく載っている迫田さん(博士の助手役)
この方が、きらりと光ってました
最近の三谷さんの舞台・・笑いを期待して行くと観劇後は消化不良という感じだったんだけど
今回は、久しぶりに?笑ってすっきり出来ました
らぶりんは、テレビで観る印象よりサイズが大きかったです(笑)
舞台『それからのブンとフン』 [観劇]
今日は、市村さん出演の舞台『それからのブンとフン』を観て来ました
井上ひさし作、栗山民生演出の音楽劇
1970年に井上ひさしさんが初めて書いた小説で。。
今回は、38年ぶりの舞台上演!!
<ストーリー>
http://hpot.jp/stage/bunfun/story
井上ひさしさんの作品は初めてで。。
「むずかしいことをやさしく、深いことをおもしろく」が井上作品の信条らしいんだけど
『久しぶりの市村さん♪』と軽い気持ちで観劇したら、かなりの難解でした^^;
時代が70年代のお話っていうのもあるんだけど。。
2幕目は、睡魔と闘いながら(市村さんあんまり出て来てくれないし)。。
???のまま、カーテンコールをむかえました(笑)
キャストは、他に小池栄子さん、新妻聖子さん、橋本じゅんさんなどなど。。
個性的な役者さんがたくさん出演されている中、小池栄子さん、よかったです!
来月は、アッキーと三谷さん観劇予定
『屋根の上のヴァイオリン弾き』 [観劇]
一週間遅くなりましたが。。
先週の土曜日、シアターBRAVA!で4/10(水)~14(日)上演されていた舞台
『屋根の上のヴァイオリン弾き』を観て来ました
先週の土曜日と言えば。。
朝5時半頃、近畿地方に地震があり、阪神大震災を思い出す大きな揺れ
交通機関にも影響が出ましたが、無事、観劇する事が出来ました^^
この舞台、初演は1967年で、テヴィエ役は森繁久弥さん→西田敏行さんと引き継がれ
市村さんがテヴィエをする事になり、一度観てみたいと思いながら・・今回がお初!!
いつもの客層に比べて、年配の男性の方が結構多くて。。
この作品のファンって方も、多いのかな^^
作品の舞台は、1905年、ロシアのアナテフカという寒村。
テヴィエは酪農を営み、信心深くて、楽天家、5人の娘達を可愛がり、25年連れ添っている
妻のゴールデには頭が上がらない。貧しいながらも幸せな家族。
テヴィエは言う・・
「アナテフカのユダヤ人はみんな"屋根の上のヴァイオリン弾き"みたいなもんんだ。
落っこちて首を折らないように気を付けながら、愉快で素朴な調べをかきならそうと
している・・・」
上から3人の娘たちの結婚話を交えながら、お話は進んで行くんだけど。。
市村さん以外のキャストは。。
妻のゴールデを鳳蘭さん、長女を元宝塚男役トップの水夏希さん・・
次女を大塚千弘さん、三女を吉川友さん
みなさん、それぞれ魅力的なキャスト!!
カーテンコールも盛り上がり・・
最後は、鳳蘭さんに促され?市村さんが投げキッス
続いて鳳蘭さん、最後に水夏希さん
水夏希さんの投げキッスは、めちゃくちゃカッコ良かったです(笑)
奥深い背景がある中で、家族の愛が描かれた、温かくて素敵な作品でした
舞台『ホロヴィッツとの対話』 [観劇]
昨日は、三谷さんの舞台『ホロヴィッツとの対話』の夜公演を観劇
『コンフィダント・絆』(2007)『国民の映画』(2011)に続く、海外芸術家シリーズ三作目。
グレン・グールド、ルービンシュタイン、・・・・・、スタインウェイ・アンド・サンズの専属調律師として
20世紀のピアノの巨匠たちの演奏を支え続けたフランツ・モア。
彼が支えたピアニストの一人、20世紀のピアノの巨匠、ウラディミール・ホロヴィッツとの、
ある一夜の会話を中心に物語は展開します。
その天賦の才能を「ピアニスト」として芸術を表現するホロヴィッツ。
天才が「神に選ばれた者」とするならば、その選ばれし者に従事する者は、「神に雇われた者」。
代々ピアノに従事してきた家庭に生まれ育ち、調律師としてピアニストの演奏を支え続ける
調律師と天才ピアニスト。
彼らの芸術に人生を捧げるそのエネルギーの源泉とは、彼らは何のために身を削り、
芸術に奉仕をするのか。あるいはそこから何を得、何を失っているのか。
三谷幸喜が二人の男、ふたつの家族を通して芸術そのものの会話に迫ります。(イープラスより)
登場人物は4人。。
ホロヴィッツ:段田安則、その妻:高泉淳子
フランツ :渡辺謙 、その妻:和久井映見
偏屈で変わり者?でも、どこか憎めない?73歳のホロヴィッツを演じる段田さん!
見事な芸達者さんぶり!!
12年ぶりの舞台という謙さんは、文句なしにカッコ良くて。。♪♪
高泉さんはお初でしたが、ホロヴィッツの奥さんはこの人じゃなきゃ!って。。
和久井さんは、テレビと声が違う感じでしたが・・初舞台の初々しさ?が可愛くて。。
休憩なしの2時間10分、あっという間でした^^
最近の三谷さん・・やや消化不良気味かな!?って感じがある様な、ない様な。。
シリーズでもある『コンフィダント・絆』が、私はこれまでの作品の中で結構好きなんだけど・・
三谷さん、また、こういう感じのよろしくお願いします(笑)
ミュージカル『ミス・サイゴン』 [観劇]
♪『ミス・サイゴン』大阪公演
「ミス・サイゴン」は1989年ロンドン・ウェストエンドを皮切りに、91年ニューヨーク・ブロードウェイ
92年に東京・帝国劇場で上演。
日本初演以降、2004年、2008年と帝国劇場で2度上演。
帝劇で3度上演された演出版は、その余りにもスケールの大きな舞台装置から"日本では
帝劇以外での上演は不可能"と言われてきました。
新演出版では、大型スクリーン映像を駆使して、より臨場感のある舞台に生まれ変わり。。
それに伴い、舞台装置、衣裳、照明といった視覚的なものから、音響に至るまで、
すべてのセクションが刷新。
新演出版=21世紀の「ミス・サイゴン」は、2012年、日本11都市での上演が可能に。。
(公式ブログ【作品紹介】より)
というわけで、大阪公演(12/26~1/1)が実現!!
キャストの皆さん全員の熱い思いが伝わって来る、素敵な舞台でした
そして、エンジニア役の市村さんが歌って踊る『アメリカン・ドリーム』
もうこれが、とってもセクシーで素敵~~!!!
63歳であのカッコ良さは、さすが市村さん!!!
今年のラストは、良い観劇となりました♪♪
♪観劇前のランチ
鯛と生麩の玄米揚げ出し定食(私のチョイス♪)
豆腐ハンバーグたっぷりキノコのデミグラスソース定食
<一汁三菜定食ランチ>
阪急三番街:『RIVER CAFE』
三谷版『桜の園』 [観劇]
三谷さんが、初めての翻訳ものチェーホフの戯曲を演出。
『桜の園』は、今までも映画や舞台で上演されているんだけど。。
私は観たことがなくて、悲劇らしいってことくらいしか知らなくて・・
でも今回は、“これがチェーホフ?これぞチェーホフ!”を合い言葉に、
三谷幸喜が喜劇『桜の園』を演出します。
というわけで、悲劇ではなくて喜劇!!
どんな舞台になるのか、期待半分、不安半分の観劇となりましたが。。
私の中では、三谷さんだし、もっと笑える感じを想像していたんだけど。。
元々が悲しいお話なので、笑えるところもあるけど、そこまで笑えなくて。。
喜劇としては、ちょっと消化不良!?
他に、今回楽しみだったのが、お初の浅丘ルリ子さんだったんだけど。。
この人の舞台での存在感は、すごかった!!
これまでも、舞台観てて「華があるなぁ」と思う役者さんは何人もいたけど。。
ここまですごい【オーラ】を感じる女優さんは、初めて
今回は、浅丘ルリ子さんを観れただけで満足
三谷さん、ごめんね(笑)
『夢から醒めた夢』 [観劇]
原作は赤川次郎さんで、初演は1987年。。
お友達のお気に入りのミュージカルで、私は偶然にも原作を読んだ事があるんだけど
昔過ぎて、内容はほとんど記憶がなくて。。
でも、一度は観てみたかった作品♪♪
今回、劇団四季を観るのは久しぶりで、実に、3年ぶりの大阪四季劇場!!
<ストーリー>
不思議なこと、この世と違う別の世界に憧れる少女ピコ。
彼女は、夜の遊園地で寂しげな瞳をした少女マコと出会います。
マコは、ピコに自分の秘密を打ち明けます。
実は、マコは幽霊だったのです。
事故で命を落としたマコは、ひとり残された母が心配でまだ霊の世界に行けずに
さまよっていたのです。
「母を励ますために、一日だけ自分と入れ代って」というマコの願いをピコは受け入れます。
マコの代わりに霊界に行ったピコは、そこで人間以上に人間らしい霊たちに出会い
愛と生きることの素晴らしさを教えられます。
翌日、ピコとマコは約束の場所に戻り、ふたりは再び入れ代ることになっていたのですが・・。
-作品チラシより-
ファンタジーとスピリチュアルな世界へ引き込まれ。。
"永遠の別れなんてない・・また会える"
心が温かくなる、素敵な作品でした☆★
舞台『ろくでなし啄木』 [観劇]
今年は、"三谷幸喜生誕50周年感謝祭"という事で、今回はその第一弾!!
謎に包まれた歌人石川啄木(肺結核のため27歳で死去)。
残された肖像写真からは、純真で才能に満ち溢れた病弱な文学青年のイメージが浮かぶが
一方で、常に借金を抱え、女性にも目がなく、平気で嘘をつき・・と言われている。
そんな啄木に翻弄された男と女の物語。
何が真実で、何が嘘か?人間の裏表を描く文芸ミステリー
出演者は藤原竜也くん、中村勘太郎さん、吹石一恵さんの3人のみ。。
啄木役の藤原竜也くんは何度か舞台で観ていて。。
いつも「やっぱり、この人は映像より舞台の人だなぁ~」って思うんだけど。。
勘太郎さんは初めてで、どんな感じなんだろう??って、思っていたら。。
この人がすごかった!!水を得た魚のように舞台の上で自由自在!!
あらためて、さすが、小さい時からずっと板の上に立ってる歌舞伎役者さんだなぁ~と。。
これが初舞台の吹石さんは、声も聞きやすかったし、初々しくて一生懸命な感じが役にピッタリで。。
三人の役者さんの個性がキラキラしていて、とっても良い感じ☆★
シンプルな舞台装置で、いつもの三谷作品+違う新鮮さで楽しめました^^
次回作の『国民の映画』も楽しみです♪♪
♪観劇後のおやつ
コカルド ラ・テラス :京阪百貨店(ホテル館1F)
舞台『ANJIN~イングリッシュサムライ』 [観劇]
市村正親さんと藤原竜也くんの共演が観れるとあって、楽しみにしていたんだけど。。
今回は、日英合作の舞台で、徳川家康役に市村さん。。
英国人船乗りで、日本史上ただ一人の青い目のサムライとなったアダムス(日本名:三浦按針)に
イギリス人俳優のオーウェン・ティールさん。。
家康とアダムスの橋渡し役となった宣教師ドメニコ役に藤原竜也くん。。
豊臣秀吉亡き後の関ヶ原の戦いとか、家康が天下を取る合戦が出て来るんだけど
こういう歴史物に弱くて・・ここ最近人気の戦国武将も、名前は聞いた事はあるけど。。
誰が豊臣方で、誰が徳川方で、誰が寝返ったのか、一幕は人物像が大混乱(笑)
歴史物だったり、字幕を読んだり・・と、気楽に観れる感じの舞台ではなかったんだけど。。
家康を演じる市村さんの役者っぷりや、観る度いつも「やっぱり、舞台の人だなぁ~」と思わせる
藤原竜也くんの役者っぷりに、今年も満足~☆★な初観劇でした^^
カーテンコールは、スキップして出て来たり、いつもサービス精神旺盛な市村さんですが。。
今回は、さすがに、ちょんまげ姿で袴にスキップは無かったものの。。(笑)
袖にはける時、控え目に手を振ったり、控え目に投げキッスが可愛い市村さんでした^^
観劇後は、気になっていたカフェ『絵本と珈琲 ペンネンネネム』へ~♪♪
店内は、絵本や可愛いぬいぐるみがいっぱいの癒しの空間
「ぐりとぐら」の絵本に出て来る「ぐりぐらホットケーキ」
一口食べただけで、気持ちがやさし~くなる様なホットケーキでした^^
『絵本と珈琲 ペンネンネネム』:http://www.geocities.jp/nenemu_cafe/top.html
『炎の人』 [観劇]
天才画家ゴッホの激しい炎のような生涯を描いた作品で。。
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ役は、市村正親さん。。
ゴッホの苦悩や狂気・・市村さん、ホントすごかったです!!!
昔からの市村さんファンの友達も絶賛で「これぞ市村さん!」と。。
1月に「ラカージュ・・」で魅せてくれた“男だけど、内面はとっても可愛い女性”ザザから
激しくて繊細?な炎の人・・ゴッホまで、「演技の幅がすごいよね~」
「最近は、篠原涼子のだんなさんって言われちゃうけどね~(笑)」と言いながら
市村さんっていう役者さんと出会えた事に感謝し・・帰って来ました^^
自らの手で猟銃の弾を腹部に受け、37歳の若さで命を絶ったゴッホ。。
生きてる間に1枚でも絵が売れてたら、もっと違う人生が・・って思っちゃいました。
内容的には、舞台の照明も暗くて、重い感じではあったんだけど。。
カーテンコールは、いつもサービス精神旺盛な市村さん♪♪
舞台では、共同生活が不和になって去られてしまうゴーギャン役の益岡徹さんに
飛びついてピッタリ離れない姿が、とっても可愛い市村さんでした^^